講義「現場から学ぶ基礎講座」 |
日:2005/11/16 場所:青森大学 社会福祉学部 |
「現場で感じる『感覚』を大切に」 -青森大学で大竹理事長が講演- |
11月16日(木)、大竹理事長は、青森大学社会福祉学部1年次の必修科目「現場から学ぶ基礎講座」の講師として同大学に招かれ、地域福祉コースの学生約160名を対象に講義を行った。 講義では、会の設立動機や、この間の活動を紹介。先日行われた自殺問題講演会、介護保険問題まで幅広く説明した。 本県の寿命に関する話では、全国市町村ワースト50に県内20の市町村が含まれていることにふれ、「なぜ青森の市町村がこんなに含まれているのか」と問いかけた。学生からは「飲酒」との関係などが指摘され、理事長は「そうした現場で感じる『感覚』を大事にし、それを元にデータで裏付けしてもらいたい。得た情報を活動に結びつけるなど、現場から声を出していく事が重要」とアドバイスした。 最後に「医療・福祉・教育のプロとして『障害』に関わる人はいつも相手の気持ちに立って物事を考えて欲しい。この講演を通じ、みなさんの第一歩のヒントにしてもらえたら」と述べ、学生の今後に期待と激励の言葉を送った。 |
(取材・文責:保険医協会・藤林) |